この秋、ねらいを持ってとある葉物野菜作りに挑戦した。その野菜は中国野菜・・・・
特別栽培農産物の認証作業も終わり、どんな形で出荷するか悩んだ、結果
包装すると皿の様に広がっている野菜のイメージを表現出来ない事であった。
(おきなの調理例)
(おきなの狙い1)・・・これからの体力を考え、一株で一袋野菜作りのエースとする為
(おきなの狙い2)・・・自分のオリジナル野菜を目指す
(試験販売結果)→上々の結果が出た。
若い主婦の意見を頂きポップを に変更、「元気市」なる産直市場でお客さんの反応を確かめた。
(おまけ・・・そっと妻名義で出荷し、妻名義の口座に振り込まれ、後日感謝される効果も、でも、はした金ではお喜び戴けないかも)
来年は市場規模は小さいがおきなのオリジナル野菜としてポップによる顧客の掘り起こしと本格生産である。
昨日は久しぶりに下山した。主目的は白ねぎ80袋と里芋50袋の出荷と通いコンテナの持ち帰りであった。特に今週からNHKの「おこのみ産直市」にも白ねぎを出すことにして出荷量増やすことにした。併せて四箇所への野菜配達であった。
袋詰め作業や配達用野菜の採取で農園を出発出来たのは昼前であった。行きの道中折しも発達中の低気圧による強い北西の風が横風となって車を襲って来た。途中車が風で横に振らた。思わずハンドルを切りブレーキを踏み又振られ怖かった。軽トラックはこんな時怖いものである。
気が付けばもう後数日で12月成るのに出荷に追われる毎日。道中頭をよぎるのは何か去年の11月と今年の11月は違う事であった。昨夜田舎に帰って来たのが夕刻七時前だった。そのまま道中に有る何時もの峠の「いっぷく」で一杯のみ仮泊して今朝四時に帰り早速去年の11月と12月のブログを開き目を通して見た。
違いは何か?見出した結論は
1.さつま芋の栽培を止め白ねぎに切り替えた事
2.空豆他の豆の植え付け時期を早めた事
3.暖冬
であった。暖冬の為大根、白菜、広島菜の漬物を漬ける気がせず植え付けや出荷作業に専念してそう感じるのであった。
里芋も白ねぎもまだ半分しか収穫していない。特に里芋だけは早く収穫しておきたい。漬物も漬けなければ気ばかりはやる。
幸い昨日は出荷の後古巣に立ち寄り風呂など済ませ、つかの間の休息と持参野菜を調理して貰い持ち帰った。頑張れ!おきな。後一週間だ。後は楽しい「テレビシアター」の前での生活が待っているぞ!
昨夜七時過ぎに納屋にいて「ドン」と突き上げる衝撃を感じ納屋の二階がガタガタと音を耳にしたので天井を見上げながら「何だこれは・・。地震かな?」と思い外に出て桜の木を見た。揺れは無い、ラジオを付けていたので「緊急地震速報・・・震源地は広島北部、津波に警戒を」と一報を耳にした。何と震源地は20キロ隣の三次市で震度5弱と報じられ、家に戻り付けっ放しのテレビでこの地の震度が3であることを知る。これが震度3かと体感と数値を頭に入れた。
数箇所に無事である事を電話した。携帯は込むと直感、何れも固定電話からである。「良く掛かったね」声・・・とっさの時は固定電話も価値あった。
神楽門前湯治村に電話して「営業継続中」を確認し風呂に入り就寝に入った。
ラジオ、テレビを付けていたので冷静に判断出来たのが良かった。
一夜明けた今朝は
冬に備えての警告を教えてくれた「緊急地震速報」であった。
今年も一年を振り返り世相を表現する漢字一字を考える季節かやって来た。
今までの「清水寺」で発表されて来た漢字は1995年の から食→倒→毒→末→金→戦→帰→虎→災→愛→命→偽→変→新→去年が
であった。詳しくは
http://www.kanken.or.jp/years_kanji/history.htmlをご覧下さい。
今年はどんな一年であったろうか?自分は「壊」と思う。地震・津波・台風が土地も建物を破壊し、原発事故が人々の夢まで壊し、為替相場が経済までも壊す、苦しみの一年であった様に感じるが皆様はどんな漢字をお考えでしょうか?