後遺症
さる二月初め平成25年分の所得及び復興特別所得税の確定申告を済ませた。
収入は公的年金等の雑所得と農業による事業収入である。
収入的には年金は減額され、復興特別所得税を納税したので減額収入、農業は横ばいであった。
今年度の所得は雑収入の所得に対し農業の事業所得が赤字となり合算した所得は減った申告となった。
結果4700円程還付されるとの事。一安心した。
昨年11月国税庁より農業所得の未申告を指摘され22、23,24年度三年間の修正申告を行った。その結果は22,24年度が黒字、23年度が赤字所得で三年間で12万円の所得申告漏れで6千円の追徴課税を納付した。
今年になって県市民税1万2千円、健康保険税6千円の追加納付をした。
国税庁に対し20万円以下の所得は不要と認識している旨申し出ると生命保険料に起因した還付を受け取っているので農業所得申告は必要しとのことであった。
幸いにも領収書は必ずもらう癖と大きな箱に投げ込んで保管することが日常化しており、追徴課税が少なくて済んだのは幸いであった。
問題なのは農業所得=農業収入-掛かった経費、特別経費が無いときは所得が発生する。
無農薬、化学肥料を使用しない自分の栽培方法ではどうしても所得が発生する。
アルバイトで助けて呉れる人には時給800円支払助けて貰っている。
反面、自分の労務費は種まきから出荷までサービス残業を無しとすれば300円~400円にしかならないと経験的に思っている。
そんなサービス残業までした稼いだ農業所得に対し所得税、県市民税、健康保険税合計で25%の税を支払った額を自分の労務費として受け取る勘定となる。
「あほらしいから、野菜栽培する事、止めとけ」と片方の頭が指示してくる。重い追徴課税の後遺症である。
「止めたら体が鈍る、草との葛藤がさらに増えるぞ!管理する面積は減らないのだから」ともう片方の頭はさとして来る。
ようやく寒波の去って、春が目の前。決断の時である。
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