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2011年11月13日 (日)

おきなのひとりごと(「出来たら葉物野菜を中心に」)

今日は「白ネギ」80袋出します(受付担当者;苦笑い)、サラダみずな35袋(受付担当者;少ないですね、出来たら葉物野菜を中心に出荷を)の会話の朝。

卸市場に「白ネギ」を出荷している友人が来て「卸価格暴落、出荷ストップした、この分だと来年栽培を止める人がでるぞ」とつぶやく。

価格暴落の中、せめて苗・肥料・農薬代の回収を雪の来る前にと出荷は続く、JAの白ネギ処理工場も人員を増やして持ち込まれる「白ねぎ」の出荷処理に追われている。

今年の秋は特に暖かい、ねぎの生長は良好なるも鍋需要が高まらない。

JAの特産品作りを推奨、これに答える栽培農家は悲劇である、特に今年栽培開始した農家はあっさり来年は止めるであろう。

いくらTPP反対と上部団体唱えても価格保障がされない限り下位の零細農家は長期的に見ると止めて消滅するのである。

自分の価格はすでに取り決めしているが積極的に出荷すると値下げ要求が来るので出荷ピークをずらすことにした。行き場を失った栽培農家は我がルートにもようしやなく参入してくる、来年が勝負の年、こりて栽培面積が減るとラッキー、今年の様だと販売に苦労するだろう。

四季の基本サイクルは同じなのにわずかな気候変更が安定農業を希望する農家を襲うのである。どうなる、日本の農業は

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コメント

生産者にとっては本当に大変!気候も、世論も、無慈悲です。このねぎとても甘くて美味しいねと評判です。昨日、子供の友達が来て家で鍋にしたときの会話でした。

だいだい様
そうんです。今年の米は高値で大騒ぎに成るかと思ったけど沈静化していますね、不思議です。

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