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2010年11月10日 (水)

おきなのひとりごと(吾唯足知)

  • 昨日は昼前里芋の下地処理中に何時もの野菜仲間二人が相前後来て三人で雑談をした。内一人が『今日白ねぎを20ケース出荷した、もうこれまて゜の出荷で苗代、肥料代を回収した、今年は価格も高いし』と得意げに口火を切った。『ええのー、わしのところは駄目じゃった』ともう一人羨ましがる。すかさずおきなが『あんたがたぁー里芋が凄かったね』と慰めると『まあねー』と笑顔になる。三人共日ごろの雑談とお互いの畑見ているので出来、不出来の野菜は承知している。
  • 問題なのは力を入れ栽培した野菜や今年こそと力を入れた野菜が不出来であった事である。『他の野菜でカバー出来たのでいいじゃないか』と妥協するには時間がかかる様である。
  • 二人が帰った後ふと、京都龍安寺に有る「」つくばい」に描かれた文字を思い出した。

           Ryoantukbai_2

  • 有名な漢字の「口」のつく字「吾・唯・足・知」の四文字で、「吾、唯足るを知る」と表現していると言う。つくばいを辞書で引くと「茶室の庭先に低く据え付けた手水(ちょうず)鉢」とある。
  • 何を意味しているかはおきなは知らない。
  • ただおきなは「満足、不足」を意味している足かなと自分自身と思っている。皆さんはどうおもわれますか?

    

                              

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コメント

おはようございます。
”吾唯足知”・・・・
人は欲張らず、今の自分を大切に・・・・
あるいは同じような意味ですが
足ることを知る人は、不平不満がなく、
心豊かな人生をおくれる・・・・。

あァ~~、この年になっても、
このような境地には至っていない私ですよ~。

”つくばい”
間口の小さいお茶室に入るに
はつくばってはいります。
お茶室の前には、この蹲があり、
腰をかがめて、手を清め、お茶室入りをします。

茶道のお稽古していた頃をを思い出しました。

にりんそうさん、すごい。私も"吾唯足知”の心境に近ずきたいと思いますがなかなか、毎日が反省、後悔の連続です、もう少し頑張って、生活をエンジョイし勉強していかなくてはと、考えさせられました。

にりんそうさん
かって読みを修正してくれて有難う。一度お茶の先生宅で「にじり口」から茶室に入りお茶を頂いたことが有るけど、この話聞いていたならお茶の味も変わっていただろうな。有難う

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